研究会について

パナキサントン研究会とは

マンゴスチンの果実をモチーフとした、研究会のシンボルマークです。

パナキサントン研究会は、マンゴスチン果皮の抽出エキスや、そこに含まれる成分(キサントン誘導体等)の有効性・有用性・安全性について、科学的エビデンスを確立・蓄積し、啓蒙活動を主な目的とする研究会です。

また、本研究会は、大学やその他の研究機関、医療機関、そして、企業から組織される、学際的な産学連携の研究機関です。マンゴスチン果皮の抽出エキスに含まれるキサントン誘導体(α-マンゴスチンやγ-マンゴスチン等)に、アポトーシス誘導活性や抗酸化・抗炎症活性等が見出されたことから、マンゴスチン果皮の抽出エキスの有効性や有用性について、基礎研究・臨床研究・応用研究にわたる学際的な分野からのアプローチで、科学的エビデンスの構築と蓄積を目指します。

名称の由来

何故、パナキサントン研究会なのでしょうか?「パナキサントン(panaxanthone)」は、「パナ(pana)」と「キサントン(xanthone)」の2語を併せた造語です。

「パナ」とは「全て」を意味し、「キサントン」とは下記のような基本骨格(化学構造式)を有する化学物質の総称で、「キサント=黄色い物質」という本来の意味を持っています。
マンゴスチンに含まれる有効成分がキサントン誘導体ですから、「全てのキサントン誘導体」を全て研究し尽くしたい!という希望と願いをこめて、研究会の名称としました。

会長挨拶

パナキサントン研究会会長
特定医療法人 録三会
太田病院 名誉院長
佐々木 英

ご挨拶

パナキサントン研究会は平成20年3月に発足したばかりの、まだまだ小さな研究会です。パナキサントン研究会の目的は、マンゴスチン果皮エキスやそこに含まれる成分(主にα-マンゴスチン)の生理活性エビデンスの追求と、臨床応用研究が主たる目的です。マンゴスチンの効果効能については、基礎研究の分野では、in vitro、in vivoの実験系においてその有効性が各研究機関で徐々に解明されつつありますが、臨床の現場においては、現在、内科領域や整形外科領域において少しずつエビデンスを確立している最中です。

我々パナキサントン研究会員は、マンゴスチンという素材の秘めた可能性を明らかにし、人々の健康増進のために役立てたいという「想い」を実現したいと考えています。そのようなメンバーが集結した研究会がパナキサントン研究会です。たった十数名のメンバーからのスタートではありますが、大学や各研究機関の研究者から、医療関係者等、幅広い領域に跨るメンバー構成となっております。

会員の皆様方には更なる研究活動および周囲の方々への本研究会の紹介、研究会発展の為のご協力を宜しくお願い申し上げます。
また、未入会の皆様には、この趣旨にご賛同の上、パナキサントン研究会へ入会されることを切に希望いたします。

パナキサントン研究会は、今後も、より多くの方々にマンゴスチン果皮エキスやそこに含まれる成分の有効性について、より多くの皆様に興味を持っていただけるよう、啓蒙活動を継続し、研究会の使命を遂行すべく努力を重ねてまいりますので、皆様のご指導・ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。